RCT
DOI: 10.1111/ped.13988www.ncbi.nlm.nih.gov 【背景】排膿散及湯と十全大補湯(TJ-122およびTJ-48;株式会社ツムラ、東京、日本)と呼ばれる2つの異なる漢方製剤との併用療法は、肛門周囲膿瘍(PA)に有効である可能性があるが、その有効性は確立されていな…
doi.org 【背景】シスプラチン(CDDP)は、しばしば吐き気と嘔吐を誘発する食道癌の治療に重要な化学療法薬である。漢方薬である六君子湯は、化学療法誘発性の吐き気と嘔吐(CINV)と食欲不振を緩和できる食欲促進性消化器ホルモンである血漿グレリンのレベ…
doi.org 【背景】プロトンポンプ阻害薬(PPI)-抵抗性胃食道逆流症(GERD)は、生活の質(QOL)の臨床的低下につながる。したがって、新しい治療オプションが必要である。我々は、PPI抵抗性GERD患者における半夏瀉心湯の有効性を判断するために、多施設無作…
DOI: 10.1111/jcpt.13020www.ncbi.nlm.nih.gov 【既知と目的】結腸直腸癌(CRC)のFOLFIRI.3レジメンによる化学療法を受ける予定の患者で、半夏瀉心湯を経口アルカリ化に置き換えることができるかどうかを調査する予備的臨床試験を実施した。 【方法】CRC患…
DOI: https://doi.org/10.1016/j.jjcc.2019.05.003www.ncbi.nlm.nih.gov 【背景】心不全(HF)の標準治療は確立されているが、一部の患者ではHF関連の症状を緩和することは依然として困難である。漢方薬は、さまざまな病気の治療に使用されている。ただし、H…
doi.org 【目的】遅発期の細胞毒性化学療法によって誘発される食欲不振は、非常に頻繁な有害事象である。肺癌患者の化学療法誘発性食欲不振(CIA)に対する六君子湯の効果を調べることを目的とした。 【方法】この前向き無作為化交差予備試験には、シスプラ…
doi.org 【目的】進行胃癌に対する副作用を減らし、S-1補助療法のコンプライアンスを高めるための補中益気湯の効果を評価するために、多施設無作為化第II相試験を実施した。 【方法】適格基準は、R0切除後の病期II / IIIであった。患者は、S-1単独(S群)ま…
DOI: 10.1016/j.asjsur.2017.12.003www.ncbi.nlm.nih.gov 【背景】本研究の目的は、生体肝移植(LDLT)後の初期の術後転帰に対する大建中湯の影響を調査することであり、腹部膨満と細菌転流の予防に焦点を当てた。 【方法】成人LDLTレシピエントは、大建中湯…
doi.org 大建中湯は、腸の動きを促進することにより腸の通過時間を短縮するために使用される漢方薬である。しかし、電離放射線への曝露のため、健康なボランティアでは、X線撮影、蛍光透視法、および放射性同位元素を使用した腸の動き自体は評価されていない…
doi.org 婦人科悪性腫瘍の治療による卵巣機能の喪失は、エストロゲンの劇的な減少をもたらし、身体的および精神的症状を引き起こす。本研究の目的は、婦人科悪性腫瘍患者の更年期症状に対する漢方薬の加味帰脾湯および加味逍遙散の効果を評価することである…
doi.org 【目的】この研究の目的は、化学療法を受けている食道がん患者の口腔粘膜炎、舌苔細菌、および歯肉の状態に対する2つの漢方薬の使用の影響を調査することだった。 【方法】徳島大学病院で化学療法を受けた23例の食道がん患者が含まれていた。専門の…
DOI: https://doi.org/10.1089/acm.2018.0244www.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】本研究は、下顎骨除去による抜歯後の術後疼痛の治療において、漢方薬である治打撲一方の術前投与の有効性を判断することを目的とした。 【計画】この単盲検無作為化対照試験は、全…
doi.org 慢性閉塞性肺疾患(COPD)には、運動能力、健康関連の生活の質(HRQOL)および生存率に影響を与える体重減少などの重要な全身への影響がある。漢方薬である補中益気湯は、COPD患者の栄養状態を改善し、全身性炎症を軽減する。しかし、現在までに、CO…
doi.org 荊芥連翹湯を含むいくつかの漢方薬は、尋常性ざ瘡の治療に使用されるが、その有効性の確固たる証拠はない。この研究では、尋常性ざ瘡の治療における荊芥連翹湯の有効性と安全性を調べた。非盲検無作為化並行対照群の比較は、従来の治療群(アダパレ…
doi.org 東日本大震災と津波は、東日本全域に甚大な被害をもたらした。そして、多くの生存者は心的外傷後ストレス障害(PTSD)のリスクが高い。この無作為化観察者盲検対照試験では、この災害の生存者のPTSDの治療における漢方薬である柴胡桂枝乾姜湯の有効…
doi.org 【目的】慢性特発性蕁麻疹の管理における十味排毒湯の効果を研究する。 【方法】無作為化された2群並行群間研究が行われ、8週間、十味排毒湯(1日6 g)と対照の効果を比較した。併用療法(抗ヒスタミン薬など)は継続された。重度の慢性蕁麻疹を有す…
DOI: 10.1089/neu.2017.5407 www.ncbi.nlm.nih.gov 慢性硬膜下血腫(CSDH)の比較的高い術後再発率は、重大な問題である。五苓散はアクアポリンの発現抑制をかいした駆水作用を有する漢方薬であり、いくつかの症例で術後CSDH再発の予防に有効であると報告さ…
DOI: http://dx.doi.org/10.1007/s10388-017-0601-9link.springer.com 【目的】大建中湯は日本で広く使用されている漢方薬であり、腸管運動、腸管血流および抗炎症作用が知られている。本無作為化比較試験では、食道切除後の食道癌患者に対する大建中湯の有…
dx.doi.org 六君子湯はグレリン分泌を刺激し、化学療法で誘発した悪心・嘔吐(CINV)を改善させる可能性が示唆される。本研究は肺癌患者のCINVに対する六君子湯の有効性並びに安全性を検討した。肺がん患者を対象に、2つの独立した前向き無作為化第II相並行…
DOI: http://dx.doi.org/10.1002/tkm2.1071www.semanticscholar.org 【目的】本研究では、急性感染性胃腸炎の成人日本人において五苓散の有効性をプロバイオティクスと比較した。 【方法】急性感染性胃腸炎の20歳以上の外来患者を2014年12月~2015年12月にこ…
DOI: 10.1111/cas.13397www.ncbi.nlm.nih.gov この無作為化第II相試験は、去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)を対象に個別化ペプチドワクチン(PPV)と漢方薬の補中益気湯および桂枝茯苓丸を併用した免疫学的有効性を検討した。CRPCを伴う患者70例をPPV+漢方薬併用…
dx.doi.org 本研究は消化管や肺悪性腫瘍手術待機患者の術後せん妄予防および/または治療に対する抑肝散の有効性及び安全性を評価したランダム化第II相試験である。本研究は消化管または肺悪性腫瘍の手術を受けた70歳以上の患者を登録した。登録患者186例を1…
DOI: 10.1016/j.curtheres.2017.07.003 www.sciencedirect.com 【背景】パーキンソン病(PD)患者は一般的に運動障害以外に消化器疾患を含む非運動性症状に関連した苦しみを経験する。 【目的】この予備的研究では、PD患者の食欲不振及び消化不良に関連する…
DOI: 10.1016/j.anl.2016.10.002 www.sciencedirect.com 【目的】小児の再発性急性中耳炎(AOM)は、世界中で急激に増加している。抗生物質の反復使用は、抗生物質耐性病原菌を進行させる。補完代替医療の手法は、従来の抗菌剤の補充治療オプションとして提…
DOI: 10.3802/jgo.2017.28.e44 ejgo.org 【目的】六君子湯は、日本において広く食欲不振や機能性胃腸症治療に用いられる漢方薬で、シスプラチン誘発性摂食低下回復効果が報告されている。 我々は、シスプラチン療法施行患者の化学療法誘発性嘔気・嘔吐(CINV…
dx.doi.org 【目的】抗コリン作動薬は十二指腸蠕動阻害のために使用されるが、副作用が懸念される。芍薬甘草湯は抗痙攣作用があり、上部消化管内視鏡及び大腸内視鏡検査に使用される。本研究は内視鏡的逆行性胆管造影(ERCP)開始前に芍薬甘草湯を十二指腸投…
www.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】ラニチジンはヒスタミンH2受容体拮抗薬であり、大承気湯は便秘や消化器の治療に使用される漢方薬である。過去の研究で、ラットのラニチジンの薬物動態に大承気湯が有意な影響を与えたことが示された。しかし当該研究におけるラ…
dx.doi.org 本研究の目的は、化学療法後の食欲不振に対する漢方薬の一つである六君子湯の効果を検討することにある。2011年から2014年に、カルボプラチン(CBDCA)あるいはシスプラチン(CDDP)を含む化学療法、または非白金製剤による化学療法を受けた切除…
http://www.med.kobe-u.ac.jp/journal/contents/61/E132.pdfwww.ncbi.nlm.nih.gov 芍薬甘草湯は筋肉の痙攣だけでなく、消化管の平滑筋や骨格筋における痙攣性の痛みに対しても有効であることが知られている漢方薬である。しかし芍薬甘草湯に含まれるグリチル…
DOI: http://dx.doi.org/10.1111/hpb.12384 www.sciencedirect.com 【目的】本ランダム化臨床試験は、茵蔯蒿湯がMajor hepatectomyの術後において、肝保護効果があるかどうかを調べるため実施された。 【方法】Major hepatectomyを予定している61例を、術前…