芍薬甘草湯
doi.org 【背景】破傷風はテタノスパスミンを産生するClostridium tetaniによる感染症である。重症破傷風の治療には鎮静薬や筋弛緩薬による集中治療が必要であるが、これらの薬剤の長期使用は集中治療後症候群(PICS)の発生に関連する。突発性筋痙攣に伴う…
doi.org 【目的】東アジア諸国で一般的に使用されている伝統薬の1つである芍薬甘草湯は、筋肉のけいれんに効果があることが知られている。この後ろ向き研究は、化学療法誘発性メトクロプラミド制御不能吃逆に対する芍薬甘草湯の効果を評価することを目的とし…
doi.org 【背景】腰痛や四肢の慢性的な痛みや運動障害を訴える腰椎脊柱管狭窄症(LSCS)の日本人患者の数が増加している。これらの患者は多くの場合、抗痙攣薬、オピオイド、抗うつ薬、アセトアミノフェン、または非ステロイド系抗炎症薬で治療され、これ…
dx.doi.org 【目的】抗コリン作動薬は十二指腸蠕動阻害のために使用されるが、副作用が懸念される。芍薬甘草湯は抗痙攣作用があり、上部消化管内視鏡及び大腸内視鏡検査に使用される。本研究は内視鏡的逆行性胆管造影(ERCP)開始前に芍薬甘草湯を十二指腸投…
http://www.med.kobe-u.ac.jp/journal/contents/61/E132.pdfwww.ncbi.nlm.nih.gov 芍薬甘草湯は筋肉の痙攣だけでなく、消化管の平滑筋や骨格筋における痙攣性の痛みに対しても有効であることが知られている漢方薬である。しかし芍薬甘草湯に含まれるグリチル…
DOI: 10.1002/jps.24596 www.sciencedirect.com 芍薬甘草湯は、筋肉のけいれんや腹痛の患者に使用される漢方薬である。本試験では、一人当たり芍薬甘草湯2.5gまたは5.0g/日を単回経口投与として投与後の活性成分の血漿濃度について検討した。本試験は、健常…
DOI: 10.1097/JCP.0000000000000312 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 錐体外路症状(EPS)は、抗精神病薬治療の一般的な副作用である。本試験では、抗精神病薬投与中の錐体外路症状に対する芍薬甘草湯の効果を検討した。抗精神病薬治療中に錐体外路症状が悪化した精…
dx.doi.org 【目的】大腸内視鏡検査における芍薬甘草湯の腸管収縮抑制効果を明らかにする。 【方法】大腸内視鏡検査スクリーニングを予定する患者111例を無作為に芍薬甘草湯群51例と生理食塩水の対照群50例に割り当てた。S状結腸から内視鏡を挿入後、収縮領…
DOI: 10.1159/000368812 www.ncbi.nlm.nih.gov 【背景/目的】十二指腸乳頭への局所エピネフリン投与は、オッディ括約筋の攣縮を防ぎ、内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)後の急性膵炎を予防する。芍薬甘草湯は筋肉の収縮を抑制する作用を持っている。従って…