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DOI: 10.1111/ggi.14696 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】高齢の肺炎入院患者では、行動・心理症状やせん妄がしばしばみられ、入院期間の延長に関連している。日本では、せん妄や行動・心理症状の治療に抑肝散と抗精神病薬がしばしば用いられている。そこで…
DOI: 10.1111/jog.15810 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】葛根湯は、非感染性乳腺炎患者のうっ滞乳汁を改善し、乳房の炎症を改善するために経験的に処方されている。我々は、非感染性乳腺炎患者において、葛根湯の早期使用が抗生物質の使用や外科的ドレナー…
doi.org 【目的】化学療法による悪心・嘔吐(CINV)に対する六君子湯の効果は、いくつかの小規模前向き研究で評価されているが、結果はまちまちである。我々は、日本の大規模データベースを用いて、シスプラチンベースの化学療法を受けた患者における六君子…
doi.org 大黄を含む漢方薬は、妊娠中の便秘に処方されているが、妊婦への使用に関する詳細な安全性情報は不足している。本研究の目的は、妊娠初期における大黄を含む漢方薬の処方と新生児の先天性奇形との関連を明らかにすることであった。日本の大規模な健…
doi.org 【目的】大建中湯は、腹部手術後の腸閉塞を予防する明確な根拠はないが、日本で広く使用されている漢方薬である。我々は,大腸癌(CRC)の腹腔鏡手術における大建中湯の有効性を評価した。 【方法】2012年1月~2019年12月にCRCと診断され、腹腔鏡手…
DOI: 10.1002/ijgo.14237 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】大規模な医療管理データベースを使用して、うつ病の妊婦に投与する場合の、半夏厚朴湯、香蘇散、女神散、抑肝散加陳皮半夏、柴胡桂枝乾姜湯、甘麦大棗湯などの漢方薬の胎児の安全性を明確にする。 …
doi.org 【背景】麻黄湯は、熱性疾患の治療に使用される漢方製剤である。しかし、研究者は、高齢者の重度のインフルエンザを予防する効果をまだ明らかにしていない。高齢者におけるノイラミニダーゼ阻害剤への麻黄湯の追加と、インフルエンザ後の入院の減少…
doi.org 【目的】麻黄湯は、インフルエンザの治療に使用される漢方薬である。ただし、麻黄湯の臨床的根拠は、症状の緩和におけるその効果の小規模な研究に限定されている。本研究では、ノイラミニダーゼ阻害剤への麻黄湯の併用が、インフルエンザ後の入院の…
DOI: 10.1002/jpen.2076 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【背景】日本では経腸栄養不耐症の重症患者の胃腸運動を改善するために、大建中湯が使用されている。本研究は、経腸栄養不耐症の重症患者に対する大建中湯の効果を調査することを目的とした。 【方法】2010…
DOI: 10.1002/ijgo.13477 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】実生活で不育症を繰り返している患者の全体的な出生率に対する漢方薬の有効性を決定すること。 【方法】この後ろ向きコホート研究では、JMDC請求データベースを使用して、2005年1月1日から2018年8…
doi.org 抑肝散は、認知症周辺症状やせん妄の改善が期待されるため、高齢者に一般的に使用されている漢方方剤である。しかし、その使用による副作用は高齢者で頻繁に報告されている。特に、抑肝散に含まれる甘草による偽アルドステロン症は、高血圧、低カリ…
doi.org 【背景】股関節骨折手術後の感染性合併症は高齢者によく見られる。実験的研究により、漢方薬である補中益気湯および十全大体湯は感染性合併症を予防できることが示唆されているが、これまでに少数の小さな臨床研究しか発表されていない。 【主な研究…
doi.org 【目的】症候性COPD患者の治療には、長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬(LAMA)を含む吸入性気管支拡張薬の使用が推奨されている。しかし特に高齢COPD患者では抗コリン作用が消化管に悪影響を与えてしまう。大建中湯は、日本で最も処方される漢方…
DOI: 10.1002/ijgo.12781 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】小半夏加茯苓湯、当帰芍薬散、半夏厚朴湯などの漢方薬の胎児に対する安全性および妊娠悪阻を呈する妊婦の入院短縮並びに医療費削減を検討した。 【方法】2005年1月1日から2016年12月31日にかけて産…
dx.doi.org イリノテカン塩酸塩水和物(CPT-11)は、様々な悪性腫瘍の治療に広く使用されている。半夏瀉心湯は、CPT-11に伴う下痢の予防と管理に効果があると報告されている。しかしCPT-11により化学療法の忍容性に対する半夏瀉心湯の効果は、完全には検討さ…
dx.doi.org 【背景】病院での転倒や骨折を防ぐことは、老人医学において重要な問題である。睡眠薬の使用は高齢患者の転倒や骨折の潜在的な危険因子である。しかし、睡眠薬の使用と骨折の発生との関連についてのデータは不足している。 【方法】2012年4月から…
doi.org 五苓散は、日本で慢性硬膜下血腫の治療に使われている漢方薬である。基礎実験では、五苓散に利水作用があることが示されているが、慢性硬膜下血腫における五苓散の有効性の臨床エビデンスは不足している。全国日本入院患者データベースを用いて、五…
dx.doi.org DPC入院患者データベースを用いて、288名の傾向スコアがマッチした直腸癌術後の初期のイレウス患者かつロングチューブで減圧をしていて、大建中湯を服用していた者、服用していなかった者を選択し、後ろ向きに検討を行った。ロングチューブ減圧の…