脳・神経
dx.doi.org 脳卒中後患者においては、脳卒中の再発や機能障害の進展が寝たきりの状態や認知症につながる。脳卒中後患者の治療に関しては、脳卒中の再発を防ぐ降圧治療や抗凝固治療だけが有効である。アジアにおいては、機能障害をもつ脳卒中後患者は、しばし…
DOI: 10.1007/s10147-010-0183-1 link.springer.com 【背景】オキサリプラチンは現在、進行性または切除不能な結腸直腸癌の標準治療と考えられているが、その主な用量制限毒性は感覚神経障害である。 OPTIMOX(ストップアンドゴー)アプローチは合理的な戦略…
DOI: 10.1016/j.pnpbp.2010.02.013 www.sciencedirect.com 抑肝散は、アルツハイマー病(AD)患者の認知症の行動および精神症状(BPSD)に対してドネペジルと一緒に頻繁に使用される。ここでは、非盲検無作為化並行群間比較試験において、AD患者における抑肝…
DOI: 10.1017/S146114570800970X pubmed.ncbi.nlm.nih.gov アルツハイマー病(AD)(混合型認知症を含む)またはレビー小体型認知症と診断された106例において、認知症の行動的および心理的症状(BPSD)の治療に使われる漢方薬の抑肝散の有効性および安全性…
DOI: 10.1016/j.pnpbp.2008.12.008 www.sciencedirect.com 【目的】本研究の目的は、アルツハイマー病(AD)の高齢患者における認知症の行動および心理症状(BPSD)に対する抑肝散の効果を調査することであった。 【方法】ADを有する15例(平均年齢:80.2±4.…
DOI: 10.1111/j.1532-5415.2007.01448.x www.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】高齢者の誤嚥性肺炎並びに肺炎に関連した死亡防止に対する半夏厚朴湯の効果を検討した。 【試験デザイン】前向き単純盲検無作為化比較試験 【施設】2005年3月から2006年2月における国内…
DOI: 10.1111/j.1447-0594.2007.00407.x www.semanticscholar.org 【目的】近年では帰脾湯などの漢方薬が高齢のアルツハイマー病患者の認知機能を改善させる可能性が示唆されている。帰脾湯の構成生薬である遠志は、培養神経細胞のコリンアセチルトランスフ…
doi.org 【目的】無作為化、観察者盲検対照試験において認知症の行動と心理症状(BPSD)ならびに日常生活動作(ADL)の改善に関する漢方薬抑肝散の有効性及び安全性を検討した。 【方法】DSM-IV基準による軽度~重度認知症患者52例(男性24例、女性28例、平…
DOI: 10.1046/j.1440-1819.2002.01006.x www.ncbi.nlm.nih.gov 抑肝散加陳皮半夏は不眠症に用いられる漢方薬である。本研究では、二重盲検法を用いて抑肝散加陳皮半夏の睡眠効果を終夜睡眠ポリグラフィー検査で検討した。抑肝散加陳皮半夏は総睡眠時間を有意…
dx.doi.org 【背景】病院での転倒や骨折を防ぐことは、老人医学において重要な問題である。睡眠薬の使用は高齢患者の転倒や骨折の潜在的な危険因子である。しかし、睡眠薬の使用と骨折の発生との関連についてのデータは不足している。 【方法】2012年4月から…
doi.org 五苓散は、日本で慢性硬膜下血腫の治療に使われている漢方薬である。基礎実験では、五苓散に利水作用があることが示されているが、慢性硬膜下血腫における五苓散の有効性の臨床エビデンスは不足している。全国日本入院患者データベースを用いて、五…
doi.org 慢性硬膜下血腫(CSDH)に対する柴苓湯の効果を評価することを目的とした。第二の目的は、慢性硬膜下血腫外膜のAQP4発現と、柴苓湯の効果の関連性を確認することであった。対照群は58例で、柴苓湯投与群は49例であった。患者全員に手術が行われた。…
dx.doi.org 【目的】抑肝散の認知症の行動・心理症状(BPSD)に対する有効性のエビデンスが蓄積されてきている。BPSDを有する患者と同様、アルツハイマー病(AD)患者の睡眠の質も悪い。高齢者では、睡眠時呼吸障害および睡眠時周期的四肢運動障害(PLMD)な…
DOI: 10.14283/jpad.2015.70 www.ncbi.nlm.nih.gov 【背景】副作用のリスクが低く効果的な催眠薬がアルツハイマー病(AD)患者には必要となる。睡眠の質を改善するための治療的介入は、認知機能を含むADの幾つかの症状を軽減するのに役立つからである。 【目…
dx.doi.org 本後ろ向き試験の目的は、柴苓湯の両側慢性硬膜下血腫(B-CSDH)に対する作用を検討することである。2006年4月から2010年3月の間に、両側慢性硬膜下血腫 のために片側穿頭ドレナージを実施した計18例について検討した。手術をしていない側の術後…
DOI: 10.1159/000355608 www.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】パーキンソン病患者(PD)の胃不全麻痺に対する六君子湯の効果を非盲検試験で検討した。13C呼気試験を胃排出能の客観的評価のため実施した。 【方法】PD患者21例を本試験の対象とした。男性11例、女性9…
DOI: 10.1007/s00702-013-1105-y link.springer.com 本試験では、パーキンソン病患者の精神神経症状における抑肝散の有効性と安全性を、NPIを用いて検討した。25例のパーキンソン病患者(男性:女性14:11、年齢72歳)を試験に登録し、抑肝散(7.5g/日)を12…
DOI: 10.1016/j.jagp.2011.06.001 www.sciencedirect.com 【目的】BPSDを伴う、透析を受けている慢性腎不全認知症患者に対する抑肝散の有効性と安全性を評価した。 【方法】12例のBPSDを伴う透析を受けている慢性腎不全患者を登録し、抗精神病薬による現在進…
DOI: 10.1111/j.1479-8425.2011.00527.x link.springer.com 最終評価者をブラインドした非盲検試験で、CAP法を用いて、6例の精神生理学的不眠症に対する抑肝散の効果を評価した。抑肝散はRechtschaffen & Kales法を用い評価した客観的睡眠のパラメーターに影…
DOI: 10.1016/j.phymed.2012.02.008 www.sciencedirect.com 今までの臨床研究は、抑肝散が認知症の行動心理学的症状(BPSD)に有効であることを、前回の臨床試験で示唆している。今回の試験は、血管性認知症を伴う患者の、BPSDにおける抑肝散の効果を明らか…
dx.doi.org 本研究の目的は当帰芍薬散の軽度認知機能障害とアルツハイマー病に対する作用を、SPECT(単光子放出コンピュータ断層撮影)を用いて評価することである。全ての患者に当帰芍薬散(7.5g/日)を8週間投与した。SPECTおよび MMSE(ミニメンタルステ…
DOI: 10.1097/JGP.0b013e318227f88e www.sciencedirect.com 12例の透析を受けている慢性腎不全認知症患者に抑肝散を投与し、BPSDについて検討した。12例中、11例は4週間の投薬を完了できた。平均NPIスコアは、投与前に比較し投与後は有意に改善した。妄想と…
DOI: 10.1111/j.1479-8301.2010.00347.x www.ncbi.nlm.nih.gov 【背景】機能性胃腸症状は高齢の認知症患者においてしばしばみられるものである。 このような場合、抗うつ薬や第2世代の抗精神病薬が投与される。しかしながら、これらの薬剤は副作用のリスクが…
DOI: 10.1111/j.1440-1819.2010.02072.x www.ncbi.nlm.nih.gov 本研究の目的は、前頭側頭型認知症の行動症状改善における抑肝散の有効性を調査することであった。この研究は、前頭側頭葉性認知症患者20例における4週間の毎日の抑肝散の前向き非盲検試験であ…
DOI: 10.1016/j.pnpbp.2010.02.016 www.sciencedirect.com 非盲検試験において、アルツハイマー病(AD)患者の認知症の行動および心理学的症状(BPSD)の治療における漢方薬の抑肝散の有効性および安全性を調べた。この研究には、ADを有すると診断され、塩酸…
DOI: 10.1016/j.pnpbp.2009.11.019 www.sciencedirect.com 【目的】パーキンソン病患者(PD;n=7)および認知症のPD患者(PDD;n=7 )。 【背景】BPSDは老人性認知症の患者によく見られ、患者と介護者の生活に深刻な悪影響を及ぼす。 最近の研究では、漢方薬…
DOI: 10.1016/j.pnpbp.2007.12.027 www.sciencedirect.com【目的】近年、認知症の行動・心理症状(BPSD)に対する漢方薬の有効性が報告されるようになってきた。本試験では、認知症患者のBPSD および睡眠障害の改善における抑肝散の有効性を検討することを目…
DOI: 10.1016/j.pnpbp.2007.12.003 www.sciencedirect.com 【背景】最近の研究において、セロトニンモデュレーターである抑肝散は、認知症および境界性人格障害患者の行動・心理症状の治療に安全で有用な薬剤であることが報告されている。著者らは、遅発性ジ…
DOI: 10.1046/j.1440-1819.2000.00756.x www.ncbi.nlm.nih.gov 本研究の目的は、抗精神病薬によるパーキンソニズムによる振戦に対する加味逍遥散の有効性を評価することであった。加味逍遥散は、漢方薬としてパーキンソン病やけいれんに効果があることが知ら…
doi.org 【目的】睡眠障害を有する閉経前後の女性に対する漢方薬の効果を評価すること。 【方法】1995年から2009年の間に東京医科歯科大学更年期障害クリニックで健康・栄養教育プログラムを受けた閉経前後の女性1,523名の記録のうち、中等度から重度の睡眠…