DOI: 10.1111/j.1440-1819.2007.01649.x
本論文の目的は、月経前不快気分障害(PMDD)の外来患者に対する加味逍遙散の効果を検討することであった。PMDDを有する30例を6回の月経周期にわたり加味逍遙散で治療した。19例(63.3%)は、黄体期後期のハミルトンうつ病評価尺度 (HAM-D)スコア(17項目)の合計スコアが>50%改善した。14例(46.7%)が寛解した(総HAM-Dスコア<7)。今回の研究では、PMDDを有する多くの患者が加味逍遙散で治療に成功した。
Impact Factor: 3.199