2019-05-22 術後イレウスに対する大建中湯の効果 大建中湯 RCT 消化器 DOI: 10.1177/147323000203000410 www.ncbi.nlm.nih.gov 術後イレウス(PI)は、腹部外科手術により起こる避けることが難しい疾患である。PI患者24例に対する大建中湯の有効性を検討する無作為化研究を実施した。患者は大建中湯 15gまたはプラセボを14日間経口投与した。上部消化管運動、二次手術の頻度およびPI再発を評価した。プラセボと比較して大建中湯投与患者の外科手術回数は有意に低かった。大建中湯の経口投与は、今後の手術の必要性並びにPI再発の両方を軽減させる上で臨床的な有用性を示した。 Impact Factor: 1.023