Exodus of Kampo

漢方薬の代替医療からの脱出

原発性月経困難症に対する漢方薬の鎮痛効果:二重盲検試験

DOI: 10.1142/S0192415X9700024Xwww.ncbi.nlm.nih.gov

「虚」、「陰」、「寒」、および「瘀血」で月経困難症に苦しんでいる女性での当帰芍薬散の鎮痛効果を評価した。これらの状態の判定には、診断スコアリングシステムが使用された。 二重盲検法を使用して、2つの月経周期中に当帰芍薬散またはプラセボのいずれかで患者を治療し、さらに2周期を追跡した。プラセボで治療された患者と比較して、当帰芍薬散で治療された患者で月経困難症の有意な改善が観察された。我々の結果は、当帰芍薬散が上記の状態の患者の月経困難症の治療に効果的であることを示唆している。

Impact Factor: 3.510